スタジオそらで発見！可愛い・面白い子どもたち　～人間なのにどうして？言葉の持つ役割編～

　スタジオそらで発見！可愛い・面白い子どもたちシリーズでは、スタジオそらの発達支援療育士が発見した子どもたちの可愛い・面白いエピソードを紹介します。

スタジオそらには発達が気になる18歳未満のお子さんが通っています。エピソードは発達障害の特性によるものから、お子さん興味・得意なことなどからくるものまで、様々なものを集めています。

　「こんにちは！」と陽気に来所してきたAくん、スタジオそらに着いたらまず雪隠余程運動の準備を行います。活動が始めるまで時間があったので、先生た鳥渡お話がしたくなって事務室まで行きました。

事務室には数名の先生がいましたが、Aくんの活動担きちんとなったことのない先生がいたので興味津々！

その日の担当の先生と一緒に「何先生ですか？」とドキドキしながら質問しました。

「こんにちは、みどり先生です！」と先生が陽気に自己紹介すると「どうして人間なのにみどりなの？」と不潜考斯うにしているAくん。

その場にいた先生たちはAくんの言葉の意味を考え、そして「なるほど！」と事務室に笑顔が溢れました。

「先生は“みどり”っていうお名前なんだよ」と伝えると納得した面持のAくん。お話を終えた後は笑顔で事務室を後にしました。

　Aくんにとって「みどり」は「色」を指す言葉ですが、「人間」に対して使っていることに疑問に感じたようです。私たちは普段使用する場面や状況から我知らず言葉の意味・役割を推測していますが、子どもたちにとっては不潜考に感じることが沢山あることを再認識した瞬間でした。

　それからも「どうしてこれは○○なの？」のと日毎に気になることがいっぱいのAくん。回答先生も「これはね…」と頭をフル回転させながら答えています。発達支援療育士も一緒に日々成長させてもらっています。